晴れのち恋
第五話~願い~
私はみんなで作ったてるてるぼうずを眺めながら明日晴れることを願った。


こんなに晴れてほしいと思ったのは初めて。

そして、私は雨があまり好きじゃなくなった。


翔に会わなかったらこんな気持ちじゃなかったんだろうな…。

と思った。


それからベッドに入り、私は目をつぶった。

しかし、なかなか寝ることができない。


明日のことが頭から離れない。
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