晴れのち恋
「そっかー涼香も恋したな!」

「えへへっ」


私は照れながら頷いた。

「でも、どこの誰かもわかんないんだよね…」

と、私のわかっていることを話始めた。

初めて会った日のことから話した。
沙耶がイケメン探してるときに見つけたこと。
晴れた日にあの席に座ってること。
雨の日は絶対にいない。
っていうことがわかっていた。


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