ONEーただひとつの物語ー
メルマガ
その日、私は高校をさぼってた。
高校は嫌いだし、遠いしめんどくさいから。
だけどさぼっても暇なだけだった。
メルマガでも登録しようと思って、サイトをまわった。
色んな人のメルマガがあるなかで私はひとつのメルマガに興味を持った。
タイトル
【メル彼】
内容
【寂しい人はどうぞ】
ただ寂しかったのかもしれない。
私はなんの迷いもなく登録した。
その夜、メルマガが届いたんだ。
内容はなんか日記みたいな感じだった。
でもなんか寂しくてなんとなく、サブアドにメールした。
初めまして☆
15才の咲良っていいます。購読したばかりなんですが仲良くしてください♪
そんなメールを送ったら10分もしないうちにメールがきた。
初めまして♪悠やで☆
購読してくれてありがとう!
明るく元気に配信してくからよろしくな。
そうやって何回かメールのやりとりしてたら、もう一人配信者がいることがわかった。
新とも仲良くしてあげてな。
私が悠にメール送ったらその日返ってくることはなかった。