ONEーただひとつの物語ー

次の日、メルマガが発行された。
今度は悠じゃなくて新だ。


[新です。
この間、悠がバレンタインの話してたけど俺的にはチョコより気持ちが大事だと思う。


バイトいってきます。

バイト終わってからならメールできるよ。]


またサブアドがついてた。私は悠に仲良くしてあげてって言われてたしメールしてみた。

[初めまして☆咲良です。この前は悠とメールさせてもらいました。
仲良くしてください。]

しばらくメールがこなかった。
5時間後に携帯はなった。

[新です。
悠から咲良のこと聞いてるよ!この前メール悠がとめてたよね?
ごめんね
仲良くしてね]


新が私のこと知ってるのが嬉しかった。
悠が話してくれたんだ。私の話題がでたんだって喜んだ。


[メールありがとう。
咲良こそ悠にメール送るの遅くなったからごめんね。だから気にしなくていいよ♪]


新とは悠との話題で仲良くなった。
この日から私と新汰は毎日メールした。

それこそ朝起きてから夜寝るまで。
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