\恋愛*不協和音/
「…の、…優乃ってば!」
あ、ぼーっとしてた…
目の前に居るのは、
部活仲間の夕凪。
「ゆ…ゆーなぎぃ…」
涙目で話す私。
夕凪の方を向くと、
廊下に金山先生が見えた。
「金山先生…」
夕凪はびっくりした表情で、
「優乃、金山先生の事すきなの?」と聞いてきた。
うん、と頷く私。
金山先生は私の心の支え、と話した。
まだ、夕凪には言わなくていいよね…?
私が金山先生を異性としてすきな事。
まだ…言えなかった。
夕凪、ごめんね…