\恋愛*不協和音/


・・・翌日金山先生とすれ違う。


その時は深愛ちゃんも一緒で、
金山先生と会うと真っ赤になる私をたまにからかってくる。

でも・・・

今日は、違った。

・・・なんか、先生を見ると昨日の思い出しちゃって・・・

不思議に思ったらしい深愛ちゃん、
すぐに近くの空き教室へと私を連れ、ドアを閉める。

「・・・優乃。金山先生となにかあったでしょ。」

深愛ちゃんにはなんでもお見通しらしい。


私は昨日聞いた事を話す。

「金山先生、移動しちゃうんだあ。優乃、悲しいね・・・」


・・・ガラガラ・・・






私達は驚いて開いたドアの方向へ振り向く。

そこには・・・。





「・・・お前ら・・・」
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