自分、遠賀家に住んでおります。



「ハァ…ハァ…どしたの…」

『坂!あのさ…』


肩をガッと掴まれた




















『俺、坂のことが好きだ』







「え?」


え?

え…


えええ――――?!?!




「ちょ、ちょっと…
えぇー?!
どこが?!アタシ可愛い?!」


『そーゆーことじゃなくて!
坂が部活頑張ってるトコとか
まっすぐなトコとか…
気付いたら、惚れてた』


「そんな…」

『あと、坂は十分可愛い』

「い、いやいやいや…」






『返事…待ってるからー…』










そう言って、譲臼は
体育館へと消え行った











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