水色の涙

1か月前・・・

うちは中学2年生として、生きていた。

ちょうど、3月の中旬・・・の少し前頃だった。

うちは確かにイイ子ちゃんでは無い。

むしろ、問題は起こすほうだ。

うちの長所は、元気なこと。

逆に授業妨害とか言って、教師に呼ばれたりする。

「どうして普通なことが出来ない?」

厳しい口調で問い詰められた。

「・・・どうしてっつったって」

「言い訳あるなら、言ってみなさい」

「・・・学校がヤダ。つか、教師全員見ててムカつく」

パンっ

うちの頬をはたく音が響いた。

正直痛かった。

頬じゃなくて、心が。


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