忘れゆくあなたへ


不意に店の電話が鳴った

「お母さまが事故で入院しました。」

「年齢が年齢ですし…もう出られる事は…」

それは救急で運ばれた先の

医師からの電話だった
「え?」

僕は意味がわからなかった

まさかそんな事がと…

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