どうも、
「は、朽木!?」
あまりにも驚いて椅子から落ちそうになってしまった。
なんでこんな時間にこんな所に朽木が?
戸惑っていると目の前の朽木はふわりと笑う。
「わ、ほんとにいた」
扉からひょこりと顔を覗かせ、くせ毛を揺らしながら「入って良いですか?」と問い掛けてくる朽木に「良いけど、」と呟く。
すると朽木はニコニコと笑いながら入り、そして扉を優しく閉める。
初めて見る朽木の制服姿は、想像していたよりも可愛くて、
サイズがかなり大きくて指先しか見えていないセーターも、
きっちりと着られたカッターシャツやネクタイも、なんだか輝いて見えた。
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