どうも、
うるさい、
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「あははは!それほんま?」
腹から笑っているような声が生徒会室から聞こえる。
ああ、この声は、と重たい気持ちで生徒会室の扉を開く。
するとそこには案の定、電話で馬鹿笑いをしていたやつがいた。
「おい、擁一郎(ヨウイチロウ)」
「あ、彰!遅かったなぁ」
「遅かったなぁじゃねぇよ。そこ、俺の席だろ」
堂々と、というかくるくると回りながら座られている椅子は、自分の特等席だった。
何を言っても仕方ないやつだから吐いた言葉もため息混じりになってしまう。
この関西弁の男、要(カナメ)擁一郎は自分より一つ年上。
同じ生徒会メンバーだからか、馴れ馴れしいというか何と言うか。
擁一郎はぱちん、と携帯電話を閉じ、こちらを見る。
「ところで彰?」
唐突に話を変えられて、少し戸惑う。
こいつとの会話はいつも苦労するのだ。
「お前昨日、朽木君に告白したん?」
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