万里小路ワールド
表現を楽しめた作品
作品を書きながら、『あっ、この表現はなかなかイカすな』とか、『この表現無しには、この場面は語れないな』なんて、自己満足の世界に酔ってしまう。
そんな表現も有りますよね。
『マイピアニスト』を書いた時。
「毎日夕方になるとここで弾いているから聴きに来て欲しいなぁって思って連れてきたんです。だって私のファンクラブ第一号だから」
彼女は笑った。また僕の胸がズキンと聞こえない音を立てた。
最後の『ズキンと聞こえない音を立てた』という表現を書いた時、自己満足なのですが、『文学的だなあ』なんて勝手に自惚れている自分がいました(笑)。
しかし、やっぱり読み返してみて、一番なのは『ファンレター』かな。
実は、若い頃から往復書簡を使った作品を書いてみたかったのですが、どの様な設定が良いのか暗中模索していたんです。
それを開花させてくれたのが、或る作家さんとのメールのやり取りだったんですね。
読み手の方々には、まだまだ物足りない部分も有るかも知れませんが、自分としては、かなり満足のいく作品に仕上がりました。
そんな表現も有りますよね。
『マイピアニスト』を書いた時。
「毎日夕方になるとここで弾いているから聴きに来て欲しいなぁって思って連れてきたんです。だって私のファンクラブ第一号だから」
彼女は笑った。また僕の胸がズキンと聞こえない音を立てた。
最後の『ズキンと聞こえない音を立てた』という表現を書いた時、自己満足なのですが、『文学的だなあ』なんて勝手に自惚れている自分がいました(笑)。
しかし、やっぱり読み返してみて、一番なのは『ファンレター』かな。
実は、若い頃から往復書簡を使った作品を書いてみたかったのですが、どの様な設定が良いのか暗中模索していたんです。
それを開花させてくれたのが、或る作家さんとのメールのやり取りだったんですね。
読み手の方々には、まだまだ物足りない部分も有るかも知れませんが、自分としては、かなり満足のいく作品に仕上がりました。