空の彼方へ〜絆〜


「おい…エレ…」

「動くな!さもなきゃこいつの命はないぞ!」


エレナは女の首元に短剣をつきつけた。


「エレナ…?!」

「ブローク!こいつは何なんだよ!突然出てきて!お前女がいるってゆうのに私と旅してたのか?」


知らないうちに涙が流れてくる。


「私…ブロークのこと…好きだったのに…っ」


「エ…レナ?」


「動くなってば!殺すぞ!」

エレナは自分の持ってる短剣に力を入れた。


「エレナ…そいつロボットだぞ…」

「?!」

「旅をしている間…家のことをこいつに任せてたんだ」


「エレナサン…コロサナイデ」


< 12 / 46 >

この作品をシェア

pagetop