空の彼方へ〜絆〜
「あ〜もう!なんで私アイツのことでこんなに悩んでるのよ!!」


ベッドへと身を投げだすアミストは鍵と地図を交互に見て、考えこんだ。


―アイツ…私にだけこれくれたのかなぁ―


彼女はチラッと横を見ると、約2、3年前の自分とチェールの写真…。


「あの頃から私…チェールのこと…」


アミストは荷物を用意し、チェールの所へ行く準備をした。


「これで私だって分かるかなぁ…チェール…」


アミストは自分の藍色の髪を1年前のあの時みたいに2つに縛った。


何度か鏡の前でチェックし、アミストは家を出た。
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