空の彼方へ〜絆〜
「離して!やだ!」


アミストは抵抗するが男の力は強い。



その時アミストの右手が誰かに引っ張られる感じがした。

するとあっというまに男から離れた。


自分の手を引っ張りながら走るこの人…懐かしい感じがする。


「チェール…?」


大学から結構離れた場所につくとチェールはアミストに言った。


「お前何してんだよ!こんな所で!俺がいなかったらお前もう車の中だぞ?!」

「…チェールに会いに来たの」

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