空の彼方へ〜絆〜
「ここがブロークの家?」
見た所、どこにでもありそうなごく普通の家だった。
「まあ入って」
「お…お邪魔します…」
エレナはもじもじしながらブロークの家に入った。
「そこ座ってて」
エレナは椅子にすとんと座るとブロークは言った。
「待ってて、今何か持って来るから」
「あ…別にいいのに」
エレナが言い終わらないうちにブロークは部屋を出た。
―ここがブロークの家なんだぁ…綺麗だなぁ…―