海の思い出
気がつけばもう5月20日。
明日はあたしと優の
1ヶ月目の記念日だ。
優…覚えてるかなぁ。
帰り道優が言った。
「明日学校休もーぜ!!」
「いいけど。どうして?」
「明日は俺らの記念日だぜ?
記念日くらい遊ぼうぜ!」
こうして明日は
優と学校サボることになった。
明日は優と遊ぶんだぁ。
デート!?
初デートじゃん!!
ひゃー。緊張するなぁ!
次の日あたしは
朝早くに起きて
早速準備をした。
今日は一段とはりきった。
しばらくすると優が来た。
優の私服見るの
初めてだけど
本当にかっこいい…
背は高いしまるで
モデルさんみたい。
「友里音の私服
ちょー可愛いな!!」
「優の方がかっこいいから。
モデルみたいだね!」
「サンキュー。
とりあえずどこいく?」
「うーん。
あっ!
優の家行ってみたいな。」
「んじゃ俺んち行こか!!」
優の自転車の後ろ。
いつもお一緒だ。
だけど景色が変わってきた。
「着いたよ。」
「ここが優の家…」
あたしは優に
手をひかれた。
優の部屋に案内されると
優はどっかいっちゃった。
あたしは部屋を
グルーと見回した。
第一印象はおしゃれな部屋。
すると優がかえって来た。
ケーキを持ってる。
買ってきたのかな?
優もこんなことするんだぁ。
「ケーキ買ってきたぞ。」
「わーい。ありがと~」
あたしは甘いのが
大好き。