海の思い出
部屋でしばらく
音楽を聴いてた。
すると一通の電話が。
「はい。」
「もしもし!
お母さんだけど
今さっき
おばあちゃんが倒れて
病院へ運ばれたらしくて。」
「うそ?」
「ほんと。
今すぐ駅まで来なさい。
おばあちゃんのとこまで
行くわよ。」
「うん。わかった。
すぐ行くね。」
あたしは急いで駅まで行った。
電車に乗って
おばあちゃんが住んでる
とこまでいき
病院へ行った。
するとおばあちゃんは
ベッドに寝ていた。
「おばあちゃん!
大丈夫!?
友里音だよ!
おばあちゃん!?」
するとおばあちゃんは
静かに
「友里音…
ばあちゃんは
大丈夫だよ…
友里音
友里…」
「おばあちゃん!?
おばあちゃん!!
先生!おばあちゃんは!?」
そう。
おばあちゃんは
静かに息をひきとった…
しばらくしてお父さんも来た。
お父さんは
あたしたちの様子を見て
涙をこぼした。
次の日あたしは
学校を休んだ。
おばあちゃんの最後の
お見送りのために…
あたしは昨日の晩
おばあちゃんに
手紙を書いた。
"おばあちゃん。
最後友里音に
何を言おうとしたの?
おばあちゃん。
おばあちゃん。
大好きだったよ。
今までありがとう。
友里音に会うまで
生きててくれて
ありがとう。
最後に会えてよかった。
おばあちゃん。
天国でも元気でね。
友里音より"