オカンの館
 
オレは学校へ行くと、それとな~くさりげな~く、かつ自慢にならんように友達に自慢した。


放課後も、なんやじっとしとられんで、鉄棒につかまりケンスイしたり、校庭をグルグル、日が暮れるまで走った。

走りながら中華の事を考えると、めまいがしそうなくらいクラクラ。


「フッ…‥恋ってこんな感じかなぁ…‥」


夕陽に向かって佇むオレ。




にっちょう日までは薔薇色の日々やった。
 
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