オカンの館
そんなオレも26。
そろそろお年頃。
なにがて、そりゃアンタ、結婚ですがな。
オレも人並みにそう言う事を考え出した。
千佳子にプ、プ、プ、プロポーズ。
『オレの朝飯を作らへんか?』
イマイチやな。
『一緒の墓に入ろうや』
なんかシックリこおへん。
『オレに付いて来な! ベィベーッ!』
やっぱりコレか?
いろいろ悩んだ挙句、
「オレと結婚して下さいッ!」
この一言でカタがついた(ショボン)。