黒板
あたしと花蓮ちゃんは家に入ると、
お母さんが出迎えてくれた。
「あら、おかえり。
どうも、こんにちは。麻耶、お友達?」
「うん。今日出来た友達。
朝姫花蓮ちゃんだよ。」
「そうなの?こんにちは~。
麻耶をよろしくね~。」
「朝姫です。麻耶とももう仲良しです。
今日は恋について相談に来たので。」
えぇっっ!!?
花蓮ちゃんっ!?
しかも相談をちょっと、いや、かなり強調してたし・・・;;;
「そうなの?入学初日にして恋ねー♪
お母さん部屋の外から盗み聞きしようかしら?笑」
「もう!お母さんそんなのやめてよっ!?
花蓮行こっ!!」
「失礼しまーす♪」
花蓮ちゃんは、お母さんに笑顔で言った。
あたしは少し早足で2回への階段を上っていった。