黒板
~花蓮side~
男たちが逃げた後
秋哉はすぐさまあたしの元へ来て、
あたしを抱きしめた。
「花蓮・・・。
俺がそばにいなかったから、こんな目にあって・・・
本当ごめん・・・
これからは絶対お前のこと守ってやる・・・。」
そう言って秋哉はあたしのことをもっと強く抱きしめて
あたしの頭をなでてくれた。
あたしは無言でうなずき、
「・・・あたしの為に戦ってくれただけで嬉しいよ・・・?」
そう言った。