黒板

「あの人は俺の兄貴。




兄貴は本当に出来がよくて


親にとっても自慢の息子だった。




一方俺は頭も悪い・・・。


サッカーでエースになっても特別喜んではくれなかった。



でも兄貴は喜んでくれた。



そんな兄貴が俺は大好きだった。





でも兄貴が頭がいいで有名なココ、第1高校に受かったとき、



もちろん親は大喜び。俺も喜んだよ。




で、親を見返してやりたくて兄貴と同じ第1高校に行きたかった。




そのことを兄貴に言うと・・・・




「は?お前が第1に??



冗談だろ?」





「だからっ!!



そんな馬鹿なんだから


お前に第1は無理って言ってんだよ!」



って言われて・・・さぁ・・・。



でも確かに兄貴の言うとおりだと思ったよ。



俺頭悪いし、その時から成績なんか上げれないし・・・。




その日からだんだん仲が悪くなっていったんだよ・・・・」


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