君は、僕の青春そのものだった
確かに、野球はしていたし
二塁打も打ったけれど…
なぜ、今頃になってメールが来たのか
もしかしたら俺がメールを送らなくなったことを
気にしてくれていたのかもしれないし
ただ単純に目についたから、かもしれないけど
それから何通かやりとりをして
だけど、その日からメールが来ることはなかった。
その日
たった一日だけの
彼女からのメッセージ
それを俺はいつまでも忘れられなくて
結局紹介された子とはメールもやめた
そんなこんなで何もないまま
冬が来て
恋人たちのクリスマスも家族と過ごし
やがて年が明けたのだった。