君は、僕の青春そのものだった




「だーかーらぁ、超絶可愛いほうだって言ってるじゃん

俺の彼女は背が高いほうだよ」



その言葉を聞いてホっとしたせいで


「俺は全然ちっさいほうが可愛いと思う」


なんて言っちゃったもんだから


東が目を吊り上げたのは言うまでもない。


彼女の名前は望月幽(もちづきかすか)



なんで俺の名前なんて聞いたんだろう



そんなこと恥ずかしくて聞けないけれど
ただ、凄くうれしかった。

彼女の視界に俺がうつったことが
凄くうれしくて

これは神様からのプレゼントなんじゃないかって思うほどだった。




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