とりあえず読もうか(・ω・`)







気づけば、あたしが殺したヒトは殺芽族によって綺麗に片付けられていた。

血、一滴残さず。

「要するに、寂しかったんだろ?」

今度は囁くように神闇が言った。

「・・・うん。」

「ごめんな、素直にならない來菜見てると意地悪したくなった。」

・・・この、ドSが!!

「ちょっと、神闇っ!ひとをいじるのもほどほどにしなさいよっ!」

なんなんだ、このドS男。
あたしを怒らせる天才だな。

「俺はどこにも行かねぇよ、2年も離れたら來菜に会えなくて俺が死んじまう。だからその依頼はとっくに断った。」






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