スキスキスキスキスk
スキスキスキスキスk
「ゆうや!!起きろ!!」

あたしには毎朝の日課がある

日課くらい誰でもあると思う


「んん…あと5分…」

…イラ

けどあたしの日課は
きっと特別だ

「あと5分じゃないっ!!!
今すぐ起きろ!!!」

そう言ってあたしは
毎朝ゆうやの布団をはがす

「寒っ!!!!!」

真冬の朝
外では雪も降っている
寒いに決まってる

「ほら、早く用意しな?
下で待ってるからね?」

「へぇぇい」

そういってあたしはゆうやの部屋を出る


「いつもごめんねぇ?」

下に行くとゆうやのママが
毎朝同じことを言う

「ううん、もう慣れたし」

にこって笑ってみせる

あたしとゆうやは
幼馴染で
家が向かい同士で
なぜか幼稚園から高校まで
ずぅぅぅぅぅっと一緒


けど
こんな生活がすっごい嬉しかったりする

あたしは
ゆうやに恋してる


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