スキスキスキスキスk
「あい」
あたしの名前を呼んで
目の前に立ってるゆうや

けどなんかちょっと変…?

「ん?どしたの?」

「………帰ろ?」

「あ…きょ「ダメーー」


あたしの言葉を遮り
えりが割り込んできた

「残念!あいは
今日あたしとデートなの!」

むすっ
ゆうやの顔色が
一気に不機嫌になる

「あっそ」

そう言って帰ろうとするゆうや

「あ!
ちょっとえりー

ゆうや!!」

あたしはゆうやを追いかけた


「ゆうや!!」
あたしの言葉で
止まってくれるゆうや

けど不機嫌だ

「その…ゴメンね?」

「……いいよべつに」

……拗ねてる

「よしよし」

そう言って
ゆうやの頭をなでるあたし

「んだよっ!!!」

そう言って今度は
ゆうやがあたしの髪を
ぐしゃぐしゃにした

「…帰ってきたら
俺ん家来て?」

???
やっぱり今日なんか変

「うんわかった」

「んじゃな
楽しんでこい!」

ニコっと笑って
手を振るゆうや

きゅんってしてしまう


あたしはえりのとこに戻って
一緒に学校を出た
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