あいたい




和樹がココアを運んできた

「はい。」

私は和樹からココアを受け取ると渇いたのどを潤した。


少しの間沈黙が続いた。和樹が先に口を開いた。

「言いたくないなら別に言わなくていいんだけど…今まで、なにがあった?彼氏となんかあったか?あっ!いや…その…カウンセリングのときに必死だったからさ…なんかそこまで脅えるようなことあったのかなって…」


いきなりのことに驚きつつ、なぜか安心してしまった私は和樹に全てを話した。


話し終えたとき、私は和樹の胸の中にいた。




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