南トイレ
広がる世界
「ン?...ファ~ァ.....」
あくびをして、ゆっくり目を開けると、綺麗な星空が広がっていた。
しかしどうやら元には戻ってないようだった。
少し寒くなってきたので、とりあえず、見えている街らしき所に向かった。
少し行くと、近くに見えていてる街も予想以上に遠いことに気がついた。
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1時間くらい歩いた。
少し雲行きがあやしくなって来たので、少し大きめのアカシヤの木の下で休んでいた。
すると予想通り、雨が降り始めた。そしてさらに激しさを増して、嵐のようになった。
「今日はここで過ごすしかないか。」とため息混じりに言ったとき、後ろから物音がした。
少し怖かったが幹の反対へまわると、自分と同い年くらいの少女が寝息を立てていた.....。