恋するゲーマー

いててててて。
とばっちり受けちまった。
立ち上がると、姉貴が
ドアを指さし叫んだ。

「由美を助けに行くのだ!!
名もなき戦士!!!」

…俺のことですか。

「あのゴリラに勝てるわけねーだろ」

「フフフッ」

彼女はなぜか笑いだす。
そしてこの言葉を叫んだのだ。

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