恋するゲーマー

目が覚めると
目の前に一軒の家が
建っていた。

なんじゃこりゃ。
なんで俺、ここに?

家のインターホンのボタンの上に
張り紙で「押せ!」
と書いてあった。

姉貴・・・
何考えてんだ。

言っただろ
(音声にはしてないけど)
リアルゲームは懲り懲りだって。

俺は一軒家に
背を向き歩き始めた。

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