恋するゲーマー

「私の弟である
健史のトラップを見事
回避できたら私を
カノジョにしていいです」

え?なんじゃそりゃ?

彼女はまたにこりと微笑む。

「では、弟の部屋にご案内しますね♪」

話、全く飲み込められないのですが。。。


案内されたのは二階にある一つの部屋。
彼女はドアを開ける前にそそくさと
一階へ降りてしまった。

弟のトラップ?
まさかゲームみたいなことを
リアルで言う人がいるとは・・・。

俺は部屋のドアを開けた。

「おじゃましまっ・・・」

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