初恋 -小さな恋の物語-
あたしは転げ落ちた。
だけど、痛みはなかった。
だってあたしの下に、古河がいたのだから―――――・・・。
「・・・・・っっ!!!??
ふっっ、古河ぁぁぁぁぁ!!!?
ご、っごめん!!!!だいじょーぶ!!?」
やばいよこれ・・・
あたし意外と体重重いから、古河死んじゃうかも・・・。
「・・・オレは平気・・・。
それより・・・実梨はっっ・・・大丈夫なのかよ!!?」
古河があたしのために焦ってくれて
嬉しかった
だけど――――――――・・・