初恋 -小さな恋の物語-




あたしはタクシーを利用し、5分ほどで病院へ到着。




「すみませんッッ・・・!
沙和はっっ・・・矢島沙和はどこですか!?」




あたしは受付の看護師にとびついた。




「矢島さんの病室は――――」




・・・沙和・・・!




あたしは看護師の言ったとおりの番号の病室へ向かった。








「・・・実梨・・・・・!」









病室の中には古河・・・





そして、たくさんの管につながれた沙和がいた。




「・・・さ・・・わ・・・」




あたしは知らないあいだに涙を流してた





< 50 / 85 >

この作品をシェア

pagetop