初恋 -小さな恋の物語-
初恋のおわり





そして、卒業式―――・・・




桜の花びらがひらひらと舞う。




あたしは最後くらいと、古河を呼び出して少し話をした。









「・・・もう・・・時間みたいだね」




「そうだな・・・」









あどけない会話しかできなかった




それでも少し話せただけで嬉しかった








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