幼なじみの初恋
「俺やっぱ駄目だ・・・」
「え??」
何を言ってるの??
1年経ったのに・・・
貴方のこと
考えないようにしてたのに・・・
「いまさらだけど・・・俺駄目なんだ・・・」
「・・・るきあ??」
「好きなんだ・・・かけるが、好きなんだ・・・」
なんで今更
この気持ちを呼び起こすようなことするの??
ほんとどこまでもずるぃ。ずるすぎる・・・
「アタシには尚がいるの・・・離してっ」
「分かってる!!でももう限界なんだ・・・」
こんなに弱弱しいるきあは始めてだった。
抱き締め方もなんかすがりついてくるような・・・
そんな感じ・・・
「1年も俺だめだ・・・もうだめなんだ・・・」
「・・・っ・・・いまさら・・・なんだって言うのよ!!」
自分の心にムチを打って
冷たい言葉で引き離そうとするけど
「ごめん・・・俺いつ言おうかと迷って迷ったんだ。」
「だから・・・何っ・・・」
「かけるは俺のことまだ好き??」
ほんとの心に正直に問いかけてみると
答えは、YES。
でもだめ。尚がいる。
もう裏切れない。
「・・・どっち??」
そんなに優しく、甘く呟かれたら・・・
もうアタシ・・・