幼なじみの初恋
離れ離れになるアタシたち。
るきあはどうするのかな??
おじさんの会社継ぐのかな??
るきあのお父さんは
メイク用品を扱ってる
大きな大きな会社の社長さん。
メイク用品の8割は
るきあのお父さんの会社のもの。
アタシが愛用してるのだって
るきあのお父さんが扱ってる会社のもの。
「かけるは将来何すんの??」
「んー分かんないや・・・」
そうなんです。
はっきり言って
アタシまだ進路が決まってません・・・
「どうしよう・・・」
「かける~るきあ様のお嫁さんになっちゃえ!!」
「・・・ええええっっ!!!!!」
「うるせ・・・」
「冗談だって冗談~・・・かけるは自分のやりたいことやればいいんじゃない??」
最後の最後で背中を押してくれる瑠亜ちゃん。
「そーだよねっ焦らなくていいよね」
るきあは1人顔を強張らせて、
なにか悩んでる様子だった。
「るきあ??」
「ん・・・あ、なんでもねぇよ?」
「・・・う、ん」
不思議な気持ちもあったけど、
いよいよ卒業式が始まる・・・