幼なじみの初恋

「かけるちゃん??」

「ママ?!」


扉の向こう側でママの声が聞こえた。

やばい!!

服着てないし・・・

どうしよう・・・


思考が一気にフル回転するけど

身体が痛くて動かなかった。


「かけるちゃん、ちょっと入るわね」

「ちょ・・・だめ!!」


ガチャリ


「・・・マ・・・ママ・・・」

「あらぁ・・・ごめんなさいね」

「見られたな・・・こりゃ・・・」


ママは最後に怪しい笑みを浮かべて

部屋を出て行った。


「・・・もおお!!!」


恥かしすぎる!!!!!

よりよってママなんて!!

最悪・・・


「ま、いいじゃん。ほら早く服着ろって」

「はいはい・・・」


服を拾い上げて着る。

腰が痛かったな・・・






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