幼なじみの初恋
「あぁ、疲れた。」
「お疲れ様っ」
結婚式も披露宴も全部全部終わって
やっと2人きりの時間。
「あ、かける。」
「何?」
「俺たち一緒に住むことになったんだからな」
「・・・え?!・・・ええええええええええ」
い、一緒に・・・
す、すすす・・・住む?!?!
「うっせぇなっ」
「だ、だって・・・一緒に・・・暮らす?住む・・・」
「そんな嫌なわけ・・・」
「ち、違うの!!緊張し、ちゃって・・・」
「可愛いやつ・・・」
一緒に住むのは嬉しいよ??
でも・・・
「どこに住むの??」
「あーもうマンション買ったから」
「え・・・」
いつの間に・・・
ってかいいわけ?!
アタシだけ何も知らないままだったの?!
「荷物運ぶの業者の奴等に頼んであっから大丈夫。」
ちょっと・・・何もかも
るきあに任せっぱなしじゃないっ
「今日はゆっくりできるぜ??」
「・・・と、とにかくっありがとっ・・・」
お礼は言った方が断然いいよねっ
「礼言うくらいなら・・・礼は身体で払えよ、な??」
「っ・・・」
どこまでもずる賢い彼。
「返事は??」
「はい・・・」
うっ・・・
逆らえない・・・