幼なじみの初恋
「社長!!車のご用意・・・がっ・・・」
「ぁっ・・・ちょっと!!!!るきあ!!!」
「行くぞ、俺の秘書さん??」
「つーっ・・・」
なにこの涼しげな顔~~~~っっ!!!!
見られたんだよ?!
声・・・聞かれたんだよ?!
アタシだけ赤くなってるのって
おかしいの??
「ちょっと・・・るきあっ」
「ここでは社長だろ」
「ぅっ・・・はぃ・・・」
逆らえないなんてっ・・・
情けないぞっかける!!!!!
「ほら、早く乗れよ」
「分かってます。」
「何、怒ってんの??」
「怒ってません。」
「怒ってんじゃんか。」
「怒ってないってば。」
何よ、もぉ・・・
「何、見られたことが嫌だったわけ??」
「そーですけど、何か??」
あ、今のはやばかったかも・・・??
「そっか、ごめんな」
「ほえ?!」
謝った?!謝った!!
「ど、どうしたの??」
「何も。ごめんな」
な・・・そんな瞳で見ないでぇえ・・・
「アタシのほうこそごめんね。」
「ぷっ・・・」