幼なじみの初恋
「かけるっていう俺の幼なじみ。」
「ほぇ?!」
ちょっと待って??
名前一緒じゃん!!
「名前一緒!」
「はぁ?!」
「かけるちゃんっていう子でしょ?!」
「お前さ・・・本当に大バカだな」
「なんで・・・」
「大バカかけるにはもっと分かりやすく説明してやる。」
「うん。」
「俺はお前が好き。ずっと前から出会ったときからずっとずっと。」
頷くことしかできなかった。
だって、だって・・・
「ふ、ふえぇーん!!」
「返事は??」
「アダジも好きっ好ぎ!!!!」
「やった・・・」
さっきの涙とは違う。
嬉しい、嬉しすぎる涙。
嬉し涙だった。
3回目の涙。
「本当にアタシでいいの~??」
「当たり前、ずっと好きだったんだから・・・」
「アタシも好きだった。でもね、幼なじみだから言えなくてっ・・・」
「俺もっ」
るきあがアタシのこと好きだなんて幸せすぎる。
「かける、キスしよっか??」
「うん」
ゆっくりるきあが近づいてくる。
受け入れるよ。
愛しい人。
「ん・・・」
甘い時間が2人の間に流れた。
甘い甘いキスをくれた。
ねぇるきあ。好きだよ。
大好き。 大好き。