幼なじみの初恋
ガックリ肩を落として自分の部屋に戻ると
まだ兄貴がいた。
「兄貴、いい加減部屋戻れよ」
「お前・・・なかなかやるじゃんっ」
「は?」
何言ってやがる、このバカは。
「これはなんだろうね~??」
携帯をチラつかせて俺に見せてくるのは、画像??
「よく見せろ。」
「はいはい」
「なっ・・・」
携帯の画面には俺とかけるがキスしてる画像だった。
「君達2人、ここまで進んでたんだねぇ~」
「お前・・・」
削除しようとしてもロックがかかっててパスワードが必要だった。
「お前消せよ」
「ん~無理。」
「お前、ぶっ殺すぞ」
「じゃー条件付!」
ふざけてんのか、コイツ。
「なんだよ」
「チェリーボーイを卒業しなさいっ」
「は?!っざけんなっ」
「ふざけてねぇよ?消して欲しいならヤればいいだけじゃん」
ヤればいいだけ?
ふざけんなや・・・
「お前マジでぶっころ・・・」
ピリリリリ
「メール?」
誰だよ・・・
画面を見て俺は赤面した。