幼なじみの初恋

「え、え?!ちょっと・・・ぇ?!」

「るきあ久しぶり。」

「おう、お前元気か?」

「元気元気・・・つかその可愛すぎる女の子は??」


可愛すぎる女の子?!


「誰?」


キョロキョロしているとるきあに頭を

ガシッ、と掴まれた。


「お前に決まってんじゃん」

「えええええっ?!」


アタシ?!

このアタシ?!?!


「るきあよかったな、お前ずっとずっとこの子のこと好きだったんっ・・」

「だぁああああ!!」


何?!

るきあの友達?店員さんが喋ってたのに、

叫ぶなんて・・・


「どうしたの?るきあ?」

「何でもねぇよ?」


明らかに焦ってる様子なるきあ。


「あ、愁哉。こっち見んなよ」

「了解。」

「るきあ?ねぇ?んぅ・・・」


不意打ちのキス。

ずるぃ・・・ずるいよ・・・


「んっ・・・」


ちゅっ、っと音をたてて離れた甘い唇。


「かける、俺のことだけ見てればいいから」

「ん・・・分かった。」


ねぇ物足りないのはアタシだけ?




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