幼なじみの初恋
ピアス
kakeru
「いいわよ・・・行きなさい・・・」
ええっっ?!?!
いいの?!
「かける行くぞ」
「うん」
本気でサボる気なんだ・・・
冗談かと思ったのに。
「どこいく?」
突然ヒョイと下からアタシの顔を覗くるきあ。
なんですか・・・その笑みは・・・
わたくしに何かついてますか??
「ど、どこでもいいよっ」
「んじゃぁ~買い物!!」
「か、かか買い物?!」
「俺ピアス欲しいんだよねぇ~」
耳たぶを掴んでピラピラさせるるきあ。
か・・・かわいぃ・・・
母性本能をくすぐられるぅ・・・
「俺に似合うの選んでくれね??」
「うんっ!!」
どんなのが似合うかなぁ??
シンプルに一粒のピアス??
それともシルバーのリングピアス??
・・・全部似合いそう!!
「お、これどぉ?」
るきあが指差したのは・・・
1つのピアスはシルバーのリングピアス。
もう1つはピンクのリングピアス。
片耳同士色が違うピアスだった。