幼なじみの初恋

「そ、そんな見んなっ」

「なんで?」

「て・・・照れる・・・」


・・・るきあが照れた!!

照れてるー!!

なんて可愛いんだろう・・・

かわいぃぃぃ!!


「笑うんじゃねぇー・・・」

「だってだってー!」


るきあがあまりにも可愛いんだもん♪


「アハハ、可愛いぃ~」


可愛い可愛い連発してたら

ついにるきあがいつものるきあに戻ってしまった。


「かける・・・誰が可愛いって??」

「へ?」


わざととぼけるけど・・・

駄目みたい・・・


「とぼけても無駄。」


ジリジリ近づいてくるるきあ。

狭い部屋なのを忘れて後ろに後ずさりする。

出口はるきあの後ろ。


「やっ、ちょ・・・るきあ?!」

「責任取ってもらおーかな?」

「きゃぁっ」


ベッドに押し倒される。

ちょ、まさか・・・今?!?!


「ま・・・待って!!」

「・・・あぁん・・・」

「え?!」


あぁん??

今の確実に・・・


「俺の声じゃねぇよ」

「じゃぁ誰・・・??」

「・・・兄貴だ・・・」






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