幼なじみの初恋

「お前に言ってなかったけど俺好きな女いるんだわ」

「は?!誰だよ」

「それは言えない。これから俺の行動見れば一目瞭然。」

「兄貴を惚れさせた女なら相当いい女だな」

「当たり前」


お前の彼女好きなんだけど・・・

まぁいいか。

るきあから奪ってやりてぇくらい好きだから。

ずっとずっと好きだった。


「んじゃ俺兄貴には相談できねぇな。兄貴もその女手に入れるために頑張れよ」

「おぉ」


頑張れよっていいのかお前・・・

俺が女で遊んでるくらいわかんだろ。

俺が何人抱いても頭の中はかけるだけだった。

無駄に遊んでるわけじゃねぇ。

少しでも寂しさが埋まればいい。


携帯の電源を入れる。

入れた瞬間、またメールが来る。

着信10件、メール20件。

どんだけ送れば気が済むんだよ・・・


「はぁ・・・」


その中から一番体の相性がいい女。

瑠美を選んで呼び出す。


【来い】


たった2文字の言葉でも、


【行きます☆待っててね♪】


こんなにも簡単に騙される。

瑠美には付き合ってる男はいる。

でもその男には妻もいて子供もいる。

いわゆる不倫ってやつ。

最近会ってくれねぇらしいから俺が相手してやってる。


「新っ♪」

「よぉ」


10分くらいしてから瑠美が来た。

アイツすっげー近所だから。


「ねぇいつもの・・・お願い・・・」

「脱げよ」


こんなにもアッサリ服を脱ぐ。


「・・・んぁ・・・」


こんなにも敏感になる。

バカな女・・・






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