恋ウタ♪
「姫歌、可愛くなったね☆」
夢華は普通に話しかけてきた。

「夢華もね!」
でも私は、夢華のことは恨んでない。
いつだって夢華は私の味方だったから。

「でも、なんで夢華がコスモス祭にいるの?」

「あっ!姫歌秋桜だったんだ!私は菫で暇だからきたんだ!」
菫…あそこめっちゃ頭良くないと入れないよね?

「あの…突然ですが、何組ですか?」
美咲が急に話し出した。

「私?私は1組です!」

「すご…」
美咲はびっくりしてた。私にはなんでクラスを聞いたのか分からなかった。

「1組ってすごいの?」
私が聞くと美咲はびっくりしながら、答えてくれた。

「菫は全クラスすごいけど、その中でも1組は上位25人しか入れないんだよ!」
そう、教えてくれた。

今でも夢華は頭がいいんだなぁ…

なんて、呑気に思っていた。












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