恋ウタ♪
「皆で?」
思わず聞きなおす俺。

「え?うん。皆でだよ?」
軽くグサッとくるんだよなぁ…
姫歌気づいてねぇけど…

俺恋愛対象に入ってない?
こんな俺でも結構傷つくんだけど。

トンッ。

「えっ?何?」
姫歌を壁に押しやったら、驚いていた。
まぁそうか。こんなことされたことねぇもんな。

「あのさぁ、俺は姫歌と2人で行きたいな。」
姫歌の耳元で囁いた。
もちろん一緒に行きたいのはホント。

「えっ?」
既に姫歌の顔は真っ赤。
さっきも真っ赤だったのに…

「ククッ。ハハッ。」
思わず笑ってしまった。

「えっ?何?」
姫歌は慌てた。

「いや、だって。姫歌すげぇ顔真っ赤になんだもん。」
ホントのことだった。












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