【短編】24年分のありがとう



あたしは…、まだ自分の中で決められてなかったことがあった。

雅に、『少しは俺を頼りにしろよ。』って言われた。
それを聞いたあたしは、思わず泣いてしまった。
何も言わず胸借りてくれた。雅、ありがとう。

泣き止んだあたしを、優しくて包んでくれた。
そして、『今言うことじゃないかもしんないけど、俺と付き合ってくんないか??』


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